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108-4 新幹線で梯子酒

 M'sMelodyを出たら上前津駅に戻り、来たのとは違う路線で名古屋駅に戻る。
即ち鶴舞線で伏見まで行き、ここで小休止してから東山線で名古屋駅へ。
着いたら目的地の月天がある太閤通りとは正反対の所に出てしまった。
これなら桜通線の方がよかったかな、とも思うがまだ開店まで1時間近くある。
まずはトイレに行き、それから近場にコインロッカーを見付けたので赤福を従業員の人数分買ってから預ける。
まだ開店10分前だがとりあえず店のある場所へと向かう。
案内所で地図を見せてもらいメモもしていたが、いざ太閤通りに出てみると案外覚えているものだ。
大通りを渡ったら左に行ってなんかそこら辺で右に曲がってこのビルだ。
時刻は17:55、とりあえず階段を上がっていると巫女とすれ違う。
「3階に御用ですか?」と訊かれたので頷いたら店の扉を開けてくれた。
 ノンアルコールの食前酒を出され何にしようかと思案。
北欧女子のマンガでおなじみオーサが数日前に蛙の唐揚げを食べたと言っていたが、まさにそのメニューがあったのでちょっと悩んだけど食べる事にした。
悩んだのはゲテモノに分類されるからではない。
私にとって蛙は愛すべき動物であり、気分は愛犬家が犬を食べるのに近いのだ。
しかし昔見たマンガ(タイトルは忘れた)で自分と同年代の子供が蛙鍋を食べるシーンがあって、百合根やパンの実ほどではないが一度は食べてみたい食材だったのである。お前はそればっかしやな。
食べてみた感想は蛙と聞かされなければ気付かないほど鶏肉に近い感じだった。
ただしほぼ姿揚げで出されたので蛙と気付かないわけがなく、「気持ち悪い」と言うより哀しい気持ちで食べ続けたのだった。

 追加しようとすると名古屋弁の威勢がいい、と言うより横柄な客が来て今日はいつもと違う連れだから空気読んでくれみたいな事をまくしたてている。
しばらくして連れと一緒に来たのだがそれが女性だったので下衆な私は即座に「不倫?」とか思ってしまう。
まぁ私も空気が読める男なので追加の品を食ったらとっとと退散する事にする。
昨日からし蓮根談義をしていたのでちょっと違うけど蓮根のはさみ揚げを頼み、あとはサーモンのカルパッチョ。
この後もあるので酒はホワイトレディだけにした。
お会計はハート型の皿だったが、ここでもポイントカードを忘れた事が悔やまれる。

 18時半頃名古屋駅に戻り、今日三度目の名古屋駅トイレを利用してロッカーから荷物を回収。
それから新幹線のぞみに乗ったのだが先頭の1号車でも空席が無い。
他の数人の客と一緒にデッキで立ちっ放しが新大阪まで続く。
新大阪駅はこないだ来たばかりだがその時は慰安旅行だったのでじっくり見れなかった。
今日久々に神戸屋キッチンを覗いてみようと思ったが見覚えのある所に無い。
駅構内のショップ地図を見ても見つからず、どうやら撤退したようだ。

 御堂筋線でなんばに行き、ロッカーにリュックと赤福を預けて月読へ。
さっきが巫女で今度は大正浪漫かよ、と言われそうだが全くその通りである。
和風の衣装も居酒屋という点も被っているが梯子をしたのは初めてだ。
そして月読に(それほど)時間を気にせず滞在できるのもこれが初めてっぽい。
時刻は20時でカウンターに男三人、女二人の先客がいるためテーブル席に通された。
やはりカウンター席の方が店員さんと話しやすくて人気なのだろうか。
別に聞きたくはないが連中の会話を小耳に挟んだ感じではオタク客のようだ。
それも今日初めてコスプレを見て騒いでいるようなビギナーと見た。
お前コスプレコスプレ連呼してるけど、この店もコスプレみたいなもんだからな。
 まずは季節のメニュー、ヨーグルト・ラ・フランスとかいうカクテルと野菜てんぷら盛り合わせ。
何の野菜かよく分からん物もあったが全体的に美味し。
それから再び蓮根のはさみ揚げ(気に入ったらしい)、鮭ときのこのホイル焼き。
最後に抹茶の豆乳プリンと烏龍茶でお会計。(この後夜行バスなので酒は控える)
この店に来るようになって初めてお会計が4000円を超えたので遂に念願のポイントカードを発行してもらえた。
これまでは入って30分も経たないうちに出ていた(と言うか出ざるを得ない)から4000円以上の会計とかドンペリでも頼まんと無理だった。
いや、ドンペリなんて扱ってないけどな。

 21:20月読を出てロッカーから荷物を回収し、再び御堂筋線に乗る。
梅田、要するに大阪駅で降りるのだがここは本当に奇々怪々だ。
地下で何度も迷った経験がある上に改装されたJR大阪駅に来るのはこれが初めて。
十分注意して頭上の行き先表示板から「JR大阪駅改札」をロストしないように歩く。
歩く…のだが、案の定と言うか信じられないと言うか気が付いたらワケの分からない所に出ていた。
大阪駅のホームは遥か向こう…一体どこで間違った!?
 どうしてこう行き先表示板というのは不親切なのだろうか。
不親切と言うか慣れてないとどう行っていいのかさっぱりわからんのが秋葉原駅ホームの行き先表示板だが、あれは駅舎の構造さえ理解していればそれほど迷うものでもない。
しかし大阪駅は地上のJR駅に阪神と地下鉄の梅田駅が地下で接続する形になっているので複雑さの度合いが違う。
地下鉄ホームから上がってもまだ地下街という念の入りようである。
だから漠然とした行き先表示板なんかよりも現在地と大阪駅改札への最短ルートを示した地図をもっと配置して欲しい。
大阪駅方面を目指して歩いていたのに素通りしているなんておかしいだろ

 若干、と言うかかなりイラついているのは時間が押しているからでもある。
事前の検索では21:50までに出ないとバスの時間ギリギリになりそうだったのだが、ここで21:50というリミットはなんばを出る時間だった事を思い出して平静に返る。
なんだ、ギリかと思ってたけどまだ30分ぐらい余裕あるじゃないか。
播州赤穂行きに乗って22:18三宮駅に到着した。
バスが出るのは23時だから余裕過ぎるけど一応バス乗り場へ急ぐ。
いつの間にか小雨が降っていてバスターミナルへ行く時少し濡れたが傘なんか持っているはずもなく、赤福の紙袋がちょっと気になった。
以前、大分ではなく小倉行きの夜行バスにここ三宮から乗ったことがあった。
その時は屋外のバス停で、ぶっちゃけ本当にバスが来るのかどうかも怪しげな所だったがここはキッチリとした建物内で待合室やトイレまであって快適そう。
ただ待合室の方は「徹夜でもするんか、お前らは」と言いたくなるような駄弁り感ハンパない連中が陣取っていたので実質的に利用できんかったが。
7番の乗り場、23時に大分行きの名前を認めて一安心。
 なお今回乗るSORIN号は去年の1月に大阪から帰る時に梅田で乗ったやつと同じ車両。
このバスは京都を出て大阪(梅田)に寄り、最後に三宮に寄ったらあとはノンストップで大分まで行く。
ならば梅田で乗ってもよかったのでは?と思われるだろうが少しでもバスに乗る時間を短くしたかったのだ。
つまり三宮まで電車で移動したのは時間を稼ぐためではなく、逆にバスの乗車時間を減らすだけのためだった。
神戸モダン亭のウェイトレスが現在も和風メイド姿だったらここに寄る意味も生まれるのだがなあ…
巫女→はいからさん→女給の三連コンボが決まったのに惜しい事だ。

 23時、バスが到着するとそれまでどこにいたんだお前らと言いたくなるほど人がわらわら集まってきた。
ここで赤福を下の荷物室に預けられないという不測の事態が発生。
渋々客室に持って上がるも上の棚は底面が平らじゃないようで安定感が悪い。
ついでにここが最終乗車ポイントだから既に眠っている客もいるようでガサゴソ音を立てると気まずい。
バスは三列シートなので隣席の客に気兼ねはしなくてよいがやはりケツが痛い。
梅田からに比べて乗車時間が短いとは言っても1時間程度なので、やはり根本的解決にはならんか。



 大分には翌朝8:51に到着したが、ちょーどこの時刻に大分駅から豊肥線の汽車が出ていた。
急げとは言わんからさ、せめてもーちょっと大分駅の近くにバスを止めてくれんかなぁ?
ダイヤ改正してから初めて知ったのだが大分と熊本を結んでいた九州横断特急は現在阿蘇までしか行かないようで、しかも時間が大幅に変わっていた。
これまでも大雨が降る度に不通になってその都度長い時間をかけて復旧していたが、今度こそ危ないかもしれない。
なお乗った車両は9:14発の阿蘇行きで、以前は宮地までしか行かなかったやつだ。
豊肥線の終点が阿蘇になってしまったからいっそのこと終点まで行ったれとの事なのか。
ちなみに以前はななつ星運行の弊害で11時台に大分へ向かう汽車が一本も無かったが今は一気に三本も追加された。
喜ぶべきなのかもしれないが利用者に合わせると言うより鉄道事業者に合わせろ的なダイヤ改正は客をナメてんのか。
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108-3 ポイントカードは常に全部持ち歩け

 浅草橋駅に着いた時は既に23時を過ぎていて例の出入り口は当然封鎖。
もう東日本橋に戻ろうにも便数が少ないし夜も遅い。そもそも戻るぐらいなら一本見送っていた。
仕方ないから今日の暴飲…もとい、冒険はここまでとしてホテルへ向かおう。
ホテル側から催促の電話は一切かかってこなかったが、コチラもチェックインが遅れる旨の電話をしなかった。
なぜなら電話番号が分からんかったからだ。スマホがあれば一発だったんだろうなー。
宿泊先はコスカ会場から徒歩で行けるという地の利が全く生きていない東横インアキバ浅草橋東口。
コスカ終了後は別の所で遊び歩いているからねー。
だいぶ遅い上に連絡もせずホテルに入ったがキャンセル扱いはされず無事チェックイン。
 部屋は11階だがエレベーターに乗り合わせてきた客が二人いて何を戸惑ったのか10階のボタンを押してしまった。
降りてすぐに階が違うと気付いたのだが奥の方の部屋から女の艶っぽい喚き声が聞こえる。
端的に言うとエッチして悶えているような声だ。
宿泊客である以上その部屋で何をしようと勝手…かどうかは私が決める事ではないが、この慎みの無さは外国(特に中韓)人じゃなかろうか。
日本人ならけしからん事をするのにワンランク上のホテルを使うと思うので。
あ、でも韓国や中国の人間が多いのは池袋か・・・同じ東横インだから思わず混同してしまった。

 昔は終電一歩前まで遊び歩いてホテルに帰ってもまだ元気だったが、寄る年波には勝てんようで部屋に入ったら麦茶をゴクゴク飲んでベッドに潜る。
とにかく眠い、と言うか疲れた。



 その後喉が渇いたり尿意を催したりで何度か起きるも7時過ぎまで惰眠を貪った。
寝オチするよりも健康的な朝を迎えた3月20日(月祝)だがまだちょっと眠い。
ついでに腹の調子が悪くて起床してから三回もトイレ(大)に行くが、今日は祝日で国会図書館が開いてないからこんなにダラダラしていられるのだ。
9:30というかなりギリギリな時間にチェックアウトして総武線で秋葉原へ。
10時ちょっと前だったと思うがとらのあなは開店していたので最上階から物色する。
数冊買ったら次はリバティーに向かいつつ道路の向こう側からガシャポン会館を見る。
・・・む、早くも人だかりのようなものがあるな。
現在Curemaid cafeはアニメ「幼女戦記」のコラボカフェ期間中なのである。
そのアニメが人気かどうかは私には分からない(観てないし)が、大体開店前から行列ができるものである事は経験則から知っている。
そして元アニメの人気度合いが凄いと事前に整理券を配ったりもするのだが今回はそこまで凄くはないようだ。
 しかし待機列に並ばなくてよいというわけでもないようだ。
この調子だと11時の開店時間には1時間くらい外で待つほどには列が伸びるだろう。
今すぐに並べば開店まで15分ほど待つが、開店後はせいぜい10分待てばよい。
そこら辺で時間を潰して11時ちょうどに来れば1時間…いや、それ以上待たされるだろうから今並ぶのが賢い選択だ。
すぐに横断歩道を渡り、一応Curemaidの客という確認を取ってから列の8番目ぐらいに並ぶ。
この列が出来始めると周囲の客を吸い寄せてどんどん伸びていくのが日本人の不思議な所。
そしてその中には外国人観光客の姿もあった。途中で脱落していったけど。
 11時を少し回った頃に店員さんがやって来て、また大行列で階段を上がっていく。
待機列は優にフロア1階分はあったようで、私が待っている間にも伸びていた。
幼女戦記、恐るべしといったところか。
前の客が二人組とか三人組だったので4番目に通された。
コラボカフェは限定メニューが魅力であるが、お目当ての「スペシャルディナー」は入店直後に完売だった。
トルコライスも1年近く出ていないとかで、実質的に欠番なのかもしれない。
結局ボロネーゼとメイプルケーキを頼み、限定メニューはドリンクだけ。
ブルーベリーとブルーハワイのソーダだが例によって名前は覚えてない。

 11:40、一番乗りで退店する。
ビルの2FにCuremaidのグッズもあるそうで見てみたが特に欲しい物は無し。
真っ直ぐ駅に戻るのも味気ないので末広町交差点を渡ったら「模型のレオナルド」を発見。
古いプラモの店で、こーいう所では必ずホーバー(MV-PP5型)のキットを探してしまうがやはり無し。
ヤフオクとかにもほぼ出ないぐらい希少品らしいからなー。
 しかし食玩的なコーナーを物色していたら結構な希少品を発見した。
「日本沈没」シリーズのLCAC二隻セット(1/700)だ。
だいぶ前にこのシリーズと共通の1/700「しもきた」は手に入れたが、なんとコイツは肝心のLCACが未搭載だったのだ。
この別売りのLCAC二隻セットを手に入れて初めて完全な「しもきた」になるというわけだ。
なんか戦隊シリーズの巨大ロボとそれを輸送する母艦みたいな関係だが、商品展開していた時期がかなり昔だったため現物がネットオークションにもほぼ出回らないという状態で諦めていたのだ。
こうして入手できるとは…感無量である。

 予想以上にいい買い物をしたのでもう思い残す事はない。
最初にちょろっと言ったが今回は帰りが飛行機ではない。
予約の段階であまり安い便が取れず、それならばということで思い切って新幹線と夜行バスにしたのだ。
新幹線で新大阪まで行き、在来で神戸三宮まで行ってそこから夜行バスに乗る。
新幹線の切符を買う段階で一駅なら途中下車できると知り、迷わず名古屋に寄る事にした。
 秋葉原から東京駅へ行き、ひじょーに場所が分かりにくい新幹線ホームへ。
最寄の便が12:33発のひかりだったのだが、嬉しい事に3両しか自由席が無いのぞみと違ってコチラは5両まで自由席があった。
程よく空いていたので早速着席し、同時に爆睡する。
ホント、バスだとよー眠れんのになぜ新幹線だとこうもスムーズに眠れるのだろう。
13:26車内販売が来たので喉が渇いているわけでも甘い物が欲しいわけでもなかったがコーラをいただく。
ソニックから車販が消えた以上、こーいう機会でもないと利用できんからな…新幹線だって年に一回利用するかしないかだし。
 14時に豊橋ではしゃぎ過ぎたガキが車両に近づき過ぎてATSが作動
まるで金縛りにあったかのごとく新幹線はしばらく停止し、4分遅れて発車した。
この遅延を取り戻すためか名古屋駅に近づくと「名古屋駅では速やかに発車します」などとアナウンスがある。
そんなに脅さなくても速やかに下車しますよ。ヤレヤレ。

 名古屋駅のコンコースではたと迷ってしまう。
まず最初にリュックをコインロッカーに預けたいが場所が皆目見当つかない。実は近くにあった。
ではトイレに行こう…と思ったらなんか遠い。
用を足したら近くに案内所があったので月天の場所を確認して営業時間も訊いておく。
18時からか…時間はたっぷりあるな。
 もう荷物を預けるのは諦めて地下鉄桜通線と名城線を乗り継いで懐かしの上前津へ。
商店街に入らず、東側の外周を通っているとケバブの屋台っぽい店を発見。
いかん、ぐいぐい見ていたから店主と思しき外国人に「おいで、メニュー見てって」とぐいぐい来られた。
ケバブはコミケで初めて食って大好物になっていたが今から別の店に行くしなー。
がっつりでなければ大丈夫か、と思ってケバブサンドだけ注文する。
悲しいかな、大分にはケバブ売ってる店が移動屋台車ぐらいしか無いらしいのだ。
歩きながら食べるのは危険なので屋外に用意された椅子に座って食べる。
直後に四人ぐらいの家族連れが来てアイスとかも頼んでいたのだが、粘性が強いアイスらしく店主がアイスを逆さにしてみたりして子供をからかっていた。
食べ終えたら店主にごちそうさまを言って立ち去る。
予定外の食事だったが満足だ。

 15:30見覚えのあるグッドウィルを発見し、4FのM’sMelodyに入る。
来店を知らせるベルを鳴らそうとしたら前の客がちょうど出るタイミングだったので実に気まずい。
今日は前回(2年前)のような新制服ではなくごく普通のオーソドックスなタイプだった。残念。
それでも給仕をするウェイトレスがたった一人なのは前回と一緒。出席率悪いのかな
本棚近くの席に案内されたので待ってる間Mメロ10年の記念誌を見る。
一度も実物を見たことは無いが、やはりクラシカルなアンティークタイプが人気の様子。
大体リーダークラスのウェイトレス(メイド長)が着用していたようで一品ものっぽい。
現在は多分着られてないどころか現物も存在しないんじゃないかなー。
あとは私が初来店した時に見たのとはちょっと違うような巫女タイプも載っていた。
種類が多いのはいいんだが、もっと特徴的な服を着用するよう奨励して欲しいな。
 注文したのは全て期間限定メニューでイカスミパスタとココア、あとベリーヨーグルなんたら。
イカスミパスタには前菜としてサラダとスープが付いていた。
ライスは無い…がその方が助かるかも。
店内には他に二人の客がいたが、どちらも食事よりはチェキの方に熱心。
ウェイトレスがアンティークタイプの服を着ていたら私もチェキを頼んだろうが、ごく普通の制服なのでそんな興味も湧かない。
16時に会計をして出たが肝心のポイントカードを忘れてしまっていた。
ついでに月天のポイントカードも忘れていて全く痛恨のミス。
そうだよ、家を出る時はコスカの事ばかり考えていて名古屋に寄る事をすっかり忘れていたもん。
ただでさえ訪問回数が少ないのにこれじゃいつまで経っても満了しないよ。

ykk108-2 佐賀は日本のポーランド

 機を降りたらそこらの喫煙スペースの傍でペン入れを仕上げる。
それから急いで手荷物受取場脇のトイレに駆け込み「ふんっ!」と鼻をかむ。
やはり何の気兼ねも無く鼻をかむと効果覿面で、左耳奥の鋭い痛みが吹っ飛んだ。
まさに「痛いの痛いのどっかに飛んでけ」というやつだ。言いたかっただけ
あとは空港地下のローソンでペーパー原稿をコピーして京急に乗るだけ。
ここから会場最寄り駅の浅草橋まで京急なら乗り換えなしで行けるがまだ8時。
さすがに早過ぎるからこんな時はどこに寄って行くか決まっている。

 8:25品川駅で下車し、高輪Wingのアンナミラーズへ一直線。
そうそう今年度から豆助に対抗したくもじいの放送時間が変わったが、初回の放送(山手線南半分)でアンナミラーズについてちょっと触れていた。
横浜ランドマーク店が閉店したのって2012年だったんだな…もっと最近かと思ってた。
色々迷いつつも最近キーライムを食ってない気がしたのでそれ。(とWWチョコレート)
 なるたけここではダベりたかったのだがいつもの習性がそう簡単に変わるわけがなく、
8:45には早々に退店してしまい京急品川駅から再スタートを切る。
泉岳寺止まりの次発に乗り、泉岳寺で高砂行きに乗り換える。
サークル入場は早くても10時からだがこのままだと9時には浅草橋駅に着いてしまう。
遅れているわけでもないのにせかせかしてしまうのは損な性分だな…と、思いつつ。
東日本橋駅でふとホームを見やれば可愛らしい幼女…大目に見積もっても小学校中学年ぐらいが描かれたポスターを発見。
なんだあれは!
近年鉄道娘のスタンプラリーとかで鉄道ポスターは目が離せないのだが、ここまでストレートど直球な萌えポスターも珍しい。
しかしよく見ようにも電車は既に発車しておりみるみるうちにポスターは左(列車の後方)へと流れていく。

 浅草橋駅に着いたらまずはトイレに行き、それから駅構内をくまなく歩いて先程の萌えポスターと同じ物を探した。
駅構内のポスターだから多分どの駅にもあるのだろうと高をくくっていたが無い。
代わりに別の萌えポスターも見かけたが今はとにかく幼女のポスターを見たいのだ。
今考えると時間は有り余っていたのだから一旦東日本橋駅まで戻ればよかった。
しかし一旦改札を出るとそれもできず、仕方なしに会場へ歩を進める。
ココを利用するのももう4回目ぐらいになるが、もし場所を間違っていたら1時間程度の余裕など軽く吹っ飛ぶ。
 ペーパーを追加コピーするかしないか迷いつつサンクスやローソンを行ったり来たりしつつ暇を潰し、9:40頃に文具会館前に行ってみる。
既に待機列があるがこれは一般参加者であり、しかも主催が別の「RWBY」とかいうアニメのイベントらしかった。
コスチュームカフェ準備会のスタッフも出てきて待機列への対処をしている。
その中で「コスチュームカフェのサークルさんいますか?」と呼びかけられたので名乗り出た。
ちょっと早いけどもう入場していいみたい。

 着くのが早過ぎるとなんだか寂しいな。元々サークル数も20前後しかないし…。
でもボチボチ集まってくると見た顔見た顔で同窓会的気分になってくる。いや、ちょっと違うか。
しかし年に一度知った顔が集まると言えばあとはコミケぐらいだしなあ・・・。
私の場合コミケ参加は年二回じゃなくて年一回だし。
 しかしコスカ合わせの新刊どころか冬コミ新刊すら無いというのは実にバツが悪い。
コミケ終了から今まで一体何をしてきたのか・・・。
開場してからは隣サークルと話したり(「日野橋制服館」が隣なのは久しぶりだが「わきあいあい」は初めてかな)色紙を描いたりサークルのお茶サービスを堪能したり。
スタッフの娘と思われる幼女が一緒に給仕の手伝いをしていたのだが、制服が三時のお茶より好きであろうサークル主達は揃ってこう思ったに違いない。
なんでこの子が制服着てないんだ!?
入学式に卒業式、七五三に桃と端午の節句、そして学芸会…現在は制服好きのオタクよりむしろ一般人の方が子供にコスプレさせて楽しむ時代(違うよ)だというのに!
加えて子供というのは大体何を着せても似合うものなのだ。

 14:30頃、そろそろ撤収するので重い腰を上げて場内のサークルを見回ってくる。
けど結局ほとんど買わなかったなー。
なんせ大体が去年もいたサークルであるから制服ジャンルが充実しているのは確かだがバリエーションは乏しくなる。
主催の人も言ってたけど新規サークルを呼び込まねばいずれ枯渇するな。
ただ、全盛期コスカはマリみてや東方の勢力が強過ぎて制服という本来のジャンルが蔑ろにされているきらいがあったので単純に参加サークルが増えればいいというものでもないが。
 会場から引き揚げたら日野橋制服館のばんだべっけんさんと一緒に地下鉄で銀座へ。
制服に心底餓えた二匹の狼が向かう所はいつものHOOTERS
うん、なんかカッコよく書いたけどいつものコスカアフターと同じだからね。
餓えているというのも制服だけでなく普通に腹が減ってるってのもあるからね。
今回は初めてバーベキュー・リブを頼んでみたら結構な量の骨付き肉が出てきた。
リブって肋骨だったっけ?甘めの味付けで辛味が売りのチキンウィングとは対照的。
しかしHOOTERSのメニューは盛りがよくて三皿も食べれば胃袋の限界が見えてくる。
18時頃に入ってきた隣の客は10人ぐらいの大人数だったが、あれなら10皿ぐらい注文しても余裕だろう。
多分アメリカ人にはそういう発想が無いのだろうが、幕の内弁当みたいにアレやコレや入っているセットメニューが欲しいですな。
 会話の内容は常にとりとめないものだが、今回は世界史とか地理の話が多かった。
世界史と言っても「フランス革命後のフランスのボスは誰だったのか?」とか「なんでソ連共産党のボスは総裁とか委員長じゃなくて書記長なの?」とか「アメリカの国務省はわが国の外務省に相当するのになんで『国務省』なんて訳したの?」など、知能が高いのか低いのかよくわからん話が主。
地理も「四国四県の序列」とか「山口はどの程度九州なのか」とか「佐賀の扱い」とか、もうほとんど単なる悪口である。
その中でも最高に酷いと思われるキャッチフレーズがサブタイトルの

佐賀は日本のポーランド

コレは佐賀の地理的特性とポーランドの歴史的経緯を知らなければ理解できんだろう。
最近はヘタリアの劇中でロシアの趣味がポーランドの分割になってたりするから、比較的理解できる人間は増えていると信じたい。

 20時半にばんだべっけんさんとお別れしたら膨れた腹を抱えて馬車道へ向かう。
今回山手線の東半球だから位置的に不利だが、逆に時間がかかる分腹も減るだろう。
渋谷で京王線に乗り換えた後はトントンと乗り換えが進み、21:20馬車道京王多摩川駅店到着。
もう嫌になるぐらい定番のモンブランとカルボナーラとやりいかフリットだ。
さすがに胃が臨界近いので冒険する気にはなれず、一番好きな物を頼んでしまう。
好物は別腹ってね・・・。
 そんでホテルへ戻るのだが以前ばんだべっけんさんとここに来た時、確か東日本橋から乗り換え無しで来れたのを思い出した。
路線図を調べると馬喰横山で東日本橋に連絡しているようだ。
とりあえず戻りの電車に乗って新宿方面へ行く。
そして終点の新宿駅に着いた時、私は自分の過ちに気付いた。
地下鉄に直通しているのは京王新線とかいう路線で、新宿駅の京王線ホームからなぜか偉く遠い所に乗り場があった。
そう、同一ホームで乗り換えるには新宿の前の笹塚で降りなければならなかったのだ。
この京王新線のホームが遠い上に場所が分かり難くて泣きそうになる。
笹塚で乗り換えた場合に比べてかなり時間のロスになっているはずだ。
23時を過ぎると地下鉄浅草橋駅の東横インに一番近い出入り口が閉鎖されるから面倒なのだ。

 実はJR新宿駅から中央・総武線でJR浅草橋駅まで行く方が早かったかもしれない。
しかしそれを敢えてしなかったのは今朝東日本橋駅で見かけた幼女ポスターが心に引っかかっていたからだ。
明日は多分、と言うか絶対地下鉄を利用しないだろうから確認するチャンスは今日しかない。
馬喰横山に着いたらちょっと歩いて東日本橋駅に至る。
ここの押上方面行きホームの北端に…あったあった、コレだ。
朝はほぼ一瞬だったので細部がよく分からなかったが、これは紛れもなく萌えポスター。
写真に撮っておきたいと思ったが無情にもこんな時だけ列車がちょうどホームに入っていて、しかも出発間際。
泣く泣く写真を撮るのは諦めたのだった。 

ykk108-1 Coco壱に行かなくても夕食はカレー

 2017年3月は四回も一泊以上の旅があった。
二泊一日(船中泊)一回、一泊二日のバス旅二回、そして今回の三泊二日である。
端的に言って疲れたが、中でも一番ハードだったのが三泊二日である。
名づけて「コスチュームカフェ35号店参加&名古屋→大阪途中下車深夜バス帰り」。
 もっとも精神的に一番疲れたのは60歳近辺の従業員6人を引率して行った船中泊の関西弾丸ツアーだが、これは生身の人間でもかなりキツかろうと思われる。
なんせ行きと帰りはフェリーだが神戸に着いたらJRの快速で京都へ行き伏見大社
そこら辺の店でそばを食ったら近鉄で京橋へ行きCocardeでお茶した後あべのハルカス
地下鉄で新大阪へ行き新幹線で新神戸、駅から徒歩で神戸異人館街を散策。
ループバスで三宮、JRで住吉、シャトルバスで神戸港に戻ったのが17時頃。
正味10時間で京阪神を全て回ってくると言う文字通りの弾丸ツアー。(移動時間の方が長い)
一人でやってもなかなか大変なのに6人もの老人のお守りをするのだから精神的負担は計り知れない。
最後の異人館街になると小雨がチラついて寒かったのもあるが、老人どもの煮え切らない態度に腹が立って私一人で風見鶏の館(異人館街の象徴的存在)を見に行く始末。

 やっぱ旅行は一人がいい。
ってゆーか私の旅行はぼっちか気の合わない人間との団体旅のどちらかで、気の合う人間と二人で行く旅なんて経験がほぼ無いのだが。
しかし一人旅がいいとは言いながら寂しいと死ぬウサギ気質なので、小倉でいつもの賢者会をやれないのが物足りなかった。
 もっとも今回はその方がよかったかもしれない。
と言うのもコスカに出せる物が全く無いのである。
せめてペーパーなり描きたい所だが賢者会をやったら正午までバカ話で費やしてしまうからそんな暇無くなってしまう。
これも天の配剤か…と諦めつつ普段と同じ17:36の汽車で大分駅に向かう。
今日はゆったり18:11のソニックで行こうかと思っていたのだが雨天にもかかわらず列車が定刻通りに着いてしまったので急いで3番ホームへ走る。
わずか3分の乗り換えタイム再びである。
前述のように18:11の電車に乗るのなら30分近く余裕があるから駅内で夕食を調達できる。
しかし3分以内に発車する電車があるならそれに乗ってしまうでしょうが!

 1分ほど余裕があったので自販機で梨水を買ってから17:45発のソニックに乗車。
卒業・転居シーズンの夕方で客は少なくないのだがやはり空席の方が多い。
ちなみに滝尾駅からSuicaで乗って改札を出ていないので今回はこれで朽網まで行く。
そして特急券は車掌さんから大分→行橋までを買った。
普段は二枚切符を用意するのだが今回電車に乗るのは往路だけなのでこうなった。
19時に朽網駅に着いたらバスが出るまでちょっと時間があるので初めて西口から出てみた。
そこに「リエゾン」という名のスーパーがあったので食料を調達できないのかと思ったのだ。
閉店直前と言う事で品数は少なかったがパンとおにぎり弁当を買った。
 19:28のバスで東横インへ向かう。
最終的にまた乗客は私一人になってしまったので終点まで乗ろうかと思ったが、今日は急いでチェックインしたいのでホテル前で降りた。
まだ20時前だから夕食カレー(宿泊客は一杯だけ無料)に間に合うぞ、と。
しかしバスを降りたときはそんな素振りも見せなかったのに中に入ってみたらフロントが大渋滞。
三箇所の受付フル稼働で客を捌いている様子で、私は右端の家族連れの後ろに並んだ。
家族連れだから多分無駄に時間がかかるだろうとは思っていたが受付スタッフが東横インクラブカードの入会とか勧めるもんだから余計に時間がかかる。
そんなもんは暇な時にやってよ!
あとどーもカップルっぽいのに何故か二部屋予約していて、その部屋が近くどころか階層が分かれてしまって文句言ってる謎の客がいた。
シングル部屋でも無理すれば二人ぐらい詰め込められそうだし、別部屋に拘るなら階が分かれても大して問題無かろう。
今日は(珍しく)満室とかで部屋を融通する事も出来んようだが、こんな倦怠期夫婦みたいな注文をつけるカップルの方にも問題があるぞ。

 長いこと待ってようやくチェックイン手続きが終わり、やっと夕食のカレーにありつける。
背中にリュックを背負ったままだが部屋へ置いてくるのが面倒なのでこのままいただく。
部屋に入ってからペーパー原稿に取り掛かるのだが、うかつにもテレビを点けてしまったら「映像の世紀」をやっていてゲバラとケネディとアリの生涯をついつい観てしまった。
とりあえず下書きは22時頃に終わったので寝る事にする。
賢者会をやっていたら今頃はまだCoco壱で駄弁っていただろうなー。
とにかく最近はイベント中に寝落ちしてしまいそうな事も多いから睡眠は十分に取らねば。



 …とか言いつつ明けて3月19日(日)、2時頃に尿意を催してトイレに起きる。
なんぼなんでもこれでは早過ぎるということで寝直し、3:45に改めて起床。
おにぎり弁当を食べてシャワー浴びてペン入れしていたらもう4時半になっていたのでチェックアウト。
満室ということでヤな予感はしていたがフロント前には同じ便目当てと思われる客が屯っている。
今日は4時半に臨時便が飛んでいるはずなので5時前でも空港には活気がある。
そして空港ビル手前で一台のバスがやって来たのだが博多天神から来る高速バスだった。
そうか、博多の連中はJRが動いてなくてもこのバスで北九州空港朝一便を利用できるのか。
JR九州はもっとしっかりしろよ。
 セブンイレブンで朝食の続きとお土産「博多の女」を買って手荷物を抜ける。
軽くペン入れ作業もするが到底出発時間までには間に合わず搭乗…と思いきや、今回は機体の前後ではなく前中後の三等分で案内するらしい。
私の席18Fは通常なら後部座席だが今回ばかりは中間になるので暫し待つ。
改札に並ぶ客が減ってきたのでそろそろ中間のターンかと思ったら四人組の親子連れが前を塞いで怒り1
しかもその後ろに並んだ私の前に妻らしい女が悪り込んで来て怒り2
改札を抜けたら抜けたで出口付近でモタモタしていて怒り3
 沸点低すぎるぞ、と思われるだろうがこの連中は優先搭乗サービスを受けられるくせに通常の搭乗時間まで乗ろうとせず、しかも通常搭乗でまで優先する必要は無いのに「優先されて当然」な顔をしているから腹が立つのだ。
近年列車とかエレベーターとか諸々の場所で子連れ妊婦が優先されんとボヤく声が聞こえるが、そういった人間は優先されたければそれなりの努力をすべきだと思うぞ。
努力と言うと大げさに聞こえるかもしれんが、この場合だと館内放送をよく聞いて優先搭乗が始まったら急いで並ぶだけのことじゃん。
大体文句の多くは(待機児童なんかでも)大都市部に出るようだが、単に人間が多過ぎるから暮らしにくいだけでねーの?

 もう慣れっこでいい加減新鮮味が薄れてきた北九州5時半発のSFJ70便。
コミケ前のサンクリの時にスチュワーデスの制服変わるよというアナウンスがあったはずだがコミケん時も旧制服のままだった。
そして今回も見た目完全に旧制服だったのだが去年の12月17日には新制服に切り替えたらしい。
夏服じゃないと目立った変化は無いのかな?
眠ったり起きたりしているうちに窓外は急速に明るさを増し、気が付いたら着陸。
いや、実際にはこんなスムーズに行ったわけではなく高度を下げ始めてから耳に鈍い痛みが走っていた。
急速に気圧が変わる時、ヘッドホン装着状態からいきなり外した時のような感覚があるだろう。
他にも鼻と耳がツーンとしていたのが一気に抜けていくと言うか。
あれを潜水用語では耳抜きと言うらしく、耳の内外の気圧差を解消しているのだ。
 ところがこの時、風邪気味で鼻詰まりだった私は耳抜きができなかった。
と言うかやろうとすれば洟垂れ小僧になるのが目に見えていたのでできなかったのだ。
タオルにハンカチ、ティッシュにハンドソープまで常備している私だがそれら全ては上の棚に入れたリュック内にある。
つまり今は為す術が無いので気圧差で発生した耳の痛みは治まるどころかどんどん酷くなる。
一応鼻をつまんで「フン」とやれば少しは軽減するのだが根本的解決には至らない。
ちょっと前、着陸時に顔面を謎の痛みが襲うことがあったがアレとはまた違う激痛である。
このままで行くと中耳炎になるんじゃねーかと本気で心配する頃に機は着陸した。

ヨコシマじゃないし買出しでもない紀行・後編

 九州市場視察研修の旅、後編は北部九州である。
北部は南部に比べて鉄道による移動が便利な面もあるにはあるが、やはり前回と同じ中型のバスで移動する。
そして運ちゃんも前回と同じなのでまた頻繁にトイレ&喫煙休憩が入るわけだ。
ここまでのフォーマットは前回と同じだが今回は参加者が3人増えた。

 ここで一つ注意がある。
南部九州では各県一つしか市場に行ってないから基本的に一県一市場と誤解されたかもしれないが、別に市場の設置箇所は県に対応しているわけではない。
大分県内だと大分市の市場以外に別府とか中津に市場があって取引しているようだ。
要するに大分県外だと県内の代表的市場にだけ生産物を卸しており、市町村の市場にはそういった大規模市場から供給されるのではなかろうか。
 で、今回の北部九州は巡る市場の数が全部で6件あり前回の倍。
ハードなスケジュールは出発時間が前回より2時間も早い7時という点でも分かる。
3月23日集合時間より2時間早く起きて朝食とトイレを済ませ、またもや自転車でJA本所へ行く。
着いた時には参加者は大体集まっていたが、喫煙組は出発ギリギリまでニコチンを補充していた。
コレって喘息患者が使う呼吸器みたいなやつで補充できんのかね。

 最初の目的地はイキナリ西の端、長崎である。
まずは日田あたりのサービスエリアで休憩し、今回は忘れずに財布を持参したのでかぼすドリンクを買った。
前回はバス内で時々喉の渇きを感じたから転ばぬ先の杖である。
財布は持ってきたがむしろコンビニで活躍するICカードを忘れてしまったのが痛い。
 長崎市場は市街地とは反対側の湾内なのであまり長崎に行った感じがしない。
着いたのは大体10時くらいだったろうか。
ここでの見学・会議が終わったら市場の人が昼食を振舞ってくれた。
外壁の工事をしている最中らしい和風食事処に案内され、出てきたのは焼き鯖定食。
うん、熊本で食べた刺身定食に比べてグレードが落ちる気はするが私は焼き鯖の方が好きだ。
しかし今回初めて参加した部会員は熊本の刺身定食と同ランクを期待していたらしく不満たらたらであった。
私など当たり前のようにご飯をおかわりしたのだが、世の中にはどんな食事にでも文句をつけねば気が済まない人種がいるようだな。

 ところで長崎も鹿児島同様大量の離島を抱える県だが、県域がどのように分けられるかの話はしなかった。
大体佐世保(北部)・長崎(中部)・島原(南部)・五島(離島1)、壱岐対馬(離島2)佐賀(東部)といった感じじゃなかろうか。
そもそも陸地部分自体が離島の寄せ集めみたいな構造してるけどな。
佐賀って唐津線に沿ってスッパリ切ったらいい感じに東西に分かれるんじゃなかろうか。
そんで長崎側(伊万里・唐津・嬉野)福岡側(佐賀・鳥栖・吉野ヶ里)に分けたらどうだろう。
 …などという定番の佐賀ネタを妄想しつつ佐賀市場での会議ではうとうと居眠り。
いや、昼ごはんの後で会議なんかしたら眠いに決まっとろーがに。
会議の席で居眠りとはいい度胸だが、会議とは名ばかりで市場の人間と喋っているのは数人の役員だけ。
しかも議論と言うよりホント世間話をしているだけなのでもういい加減にしてくださいと言わんばかりに睡魔が大攻勢をかけてくる。

 しかし佐賀で睡眠不足は解消したのか、次の久留米市場では眠らなかった。
ここで初めて県都以外の市場が出てきたが、久留米は大分市に匹敵するほどの大都市なので当然か。
先程の佐賀では居眠りしてしまったのでここでは名誉挽回とばかりに何か質問とかした気がするが内容を忘れてしまった。
それよりもバスが久留米市内を走る時は必死で久留米大観音を探したのだが、身長62m程度では「どこからでも見える」というわけにはいかんのかなー。
 車窓の向こうにいつの間にか駐機している飛行機が見えてきたらもう福岡市だ。
今走っているのは福岡都市高速の環状線とやらであろう。
二階建てになった高速道路は都市高速と言うより首都高速といった趣で、実際博多は九州の首都なのだから首都高速と呼んでもなんら差し支えないとは思う。
もっともゴミゴミしている割には高層ビルが少ないが、それは空港がこんな至近距離にあるのだから仕方ない。
逆に地階がガンガン下に潜ってエヴァンゲリオンの第三新東京市みたいになるんじゃなかろうか。
そういやこないだ博多市街で陥没事故が起きたが、アレも地底を掘りすぎたのが原因では…?

 バスは中州地帯に入り、あるビルの前で止まった。
やれやれ、やっとホテルかと思いきやまだもう一箇所寄る所があるらしい。
市場とは違う取引先であり、加工食品を扱うエモテントという会社らしい。
オフィスビルの2フロアを借り切っているだけになかなか羽振りはよさそうだで、お土産に高級なシロップと苺のお菓子をもらった。
どっかのサービスエリアで土産を買わんといかんよなーと思っていた私だが、これによって無理に土産を買う必要がなくなった。
と言うか、これ以降あまりサービスエリアに寄ってないのでいいタイミングであった。
 18時、やっと本日のノルマを終えてホテルでノンビリできると思ったら10分も休憩できず今日の接待場所へタクシーで送り込まれる。
着いた先はなんとかいう回転寿司の2階にある広間だった。
私は料理に関してはあまり文句を言わないが料理の提供方法に関しては五月蝿い。
一品一品出てくるのに待たされる懐石タイプも嫌いだが、1テーブル4人分を大皿にまとめて出されるというスタイルは大嫌いである。
気心の知れた人とならまだしも、今初めて会った人もいるので箸を進めるペースが掴めない。
あと大量にあるのなら取り合う必要も無いが、デカい皿に食える部分はチョコンとしか無い。
加えていつもより長く次の皿まで待たされる気がする。
最終的にご飯はごく小さな寿司という形で出てきて、デザート的な物も出なかった。
これだったら一階の回転寿司でひたすらサーモンを食ってた方がマシだった。
 そして再びタクシーに乗せられたのでいい加減ホテルかと思ったらまたキャバクラ。
この「接待」という名の嫌がらせさえなければ天神まで行って同人誌とか探したかったのになー。

 ホテルに戻ったのは22時頃だったがどうにも空腹が収まらず、
またせっかくの中洲にいるということもあってちょっとホテルの外に出てラーメンを一杯。
麺の固さを選んだり替え玉を頼んだりしたかったがそーゆーサービスは屋台ラーメンでしかやってないのかな。
まぁ夕食に対する腹いせのようなものだったので別にいいのだが。

 部屋に戻るなりそのまま寝オチしてしまっていたのだが、
翌朝はホテルの朝食サービスが始まる前に集合して出発する。
6時20分にバスは出発し、埋立地の上にこのほど新規開店した福岡の市場へ向かう。
これまで市内三箇所に点在していた市場を一つに統合したとかで、いつまで経っても移転しない豊洲市場を除けば日本で一番新しい市場だそうだ。
なるほど、市場の外部施設はアミューズメントな空気が流れていて何より綺麗だ。
市場自体もまるでビッグサイトのように整然とゴミゴミして(どんなだ)ワクワクする。
まだ7時前ということで競りをやっている所もそこかしこにあった。
今はハンドサインで値段を提示せず、手持ちの黒板に書いて提示するらしい。
しかし競り主の口上はまるでお経を読むかのように早口かつ意味不明でいかにも競りという感じ。
あと終了したと思しき商品の値段とか書いた黒板を足元に勢い良く落とすのだが…あー!落札ってそーいう事か。

 一通り市場を見てから付属施設の食堂で朝ごはん。
私はエビフライ定食を頼んだが他のメンバーもとんかつとかスタミナ定食とか普通のメニュー。
いわゆるモーニングセットを頼んでいる人間など一人もいないのがこの業界らしい。
私はモーニングセットというものを正規のメニューを提供しない怠惰と考えているので嫌いである。
大体「朝食は軽め」が常識という発想が気に食わない。
私は高校時代朝食を最も重めに取って逆三角形にするのが健康的と習ったが、結局夕飯が昼飯より貧相になることはあまり無く…というか朝だろうと昼だろうと真夜中だろうといっぱい食べるのだ。
あれ、何の話だったっけ。
 気が付けばここでの会議も終わり。
いつも居眠りしてばかりいるわけでもない私は市場関係者が「大葉の新しい使用法を」と話を振ってきた機会を見逃さず、ここは何か提言せねばと思い「あ」と言いかけたら場の空気を読まない副部会長に話を取られてしまった。
しかもコイツの話がまた茶飲み話のようにどうでもよさ爆発で長ったらしく、やっと話が終わったと思ったらさらに空気を読めないJAの奴が会議を終わらせやがった。
お前、さっき俺が何か言いかけたのをナチュラルに無視してんじゃねえよ
居眠りすれば怒られるからたまに発言しようとするとこのイジメのような仕打ち。
これだったら会議中ずっと居眠りどころか堂々と眠った方がマシだ。

 なお私が言おうとしたのは本来そのままの姿で刺身などの敷物として使う事の多い大葉だが、正直生のままでは食べない事が多いため刻んでから火を通す料理(焼き物・揚げ物)に混ぜるという使用法を広めるべき…ということだ。
特定の料理のレシピを広めるのではなく、まず「刻んで混ぜる」というネギのような使用法を広めるのが早道なのだ。
だってそもそもこーいう会議の席で部会員もJAの人間も誰一人としてレシピを持ってきてないんだもの。
もうこの時点で今回の市場周りは形ばっかりで中身が伴っていない事が分かる。

 福岡市場の次は海を越えて山口県の宇部。
山口と言えば新幹線駅がある海岸沿いの都市は栄えているが県都山口が振るわない。
あと下関は市と言うより北九州市の八番目の区と言ったほうが良く…ん?これが実現すれば北九州市は再び百万都市に返り咲けるんじゃね?
なんたって下関はトンネル三つに橋一つで門司とは密接に繋がっていて…
待てよ?
海峡沿いの両側に広がる大都市…なんかどっかに似たような街があったような。
そうだ、イスタンブールだ。
 話が逸れたがこの宇部も北九州都市圏に入るらしい。
山口県は天気予報を見る限り九州の一部だが、山陰の萩や広島に近い岩国など九州にそれほど縁が無い所も多い。
つまり形式的に山口県は九州地方だが、下関から宇部あたりまでは実質的に北九州市ということだろう。

 この宇部市場での会議は市場の社長の訛りが酷くて何言ってるかさっぱり分からんかった。
それでも眠らずに済んだのはまだお昼前だったからで、昼食はこの社長の案内で昨日と同じような感じの店に案内された。
焼き鯖定食に散々文句を言っていた奴は今度も文句をたれる10秒前の体勢だったが、固形燃料で焼く肉がおかずにあるのを認めるとあっさり態度を軟化させた。
なんだ、肉さえ出ればそれでいいのか。
 地理的に九州地方とはいえやはり宇部ともなると結構遠く博多からは3時間ほど、小倉までは2時間ほどかかった。
最後の市場は小倉北区の北九州市場である。
左手に新小倉火力発電所を望みつつバスは北九州中央卸売市場へ入っていった。
大学時代とにかく遊び歩いた小倉北区だが、この辺りは工業地帯ということで一度も来た事が無かった。
と言うか、北区の中心街って小倉駅より南に広がっていて北側は全体的に閑散としたイメージなのだ。
今は同人イベントがよく開催されている西日本総合展示場なんてのも見た事が無い。
昼食の後だが移動中たっぷり寝たためここでの会議は議論が捗る…わけもなく、皆さんただただ早く帰りたいばっかりに会議も早送り進行。

そんなわけでこの四日間、市場の皆さんにはご迷惑をかけっぱなしで申し訳ありませんでした。

…なんで謝ってんだろう、オレ。
プロフィール

葛城 剛志

Author:葛城 剛志
見ての通りホーバーとウェイトレスが好物です。

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